圧縮技術へのこだわり
圧縮袋は袋内部の空気を排出してかさを縮めるという機能を実現する袋であるために、脱気の技術が求められます。それに加えて脱気して圧縮された状態を維持する密封の技術も極めて重要です。石崎資材は機能的な脱気構造と確かな密封ジッパー技術を共に提供することにより、圧縮という価値提供を確かなものにしています。
品質へのこだわり
圧縮袋の性能を左右する脱気性能と密封性能について、製造時に既定の頻度で排気テストを行って脱気性能を確認し、
浸透液によるリークチェックで密封性能のチェックを行い、品質の安定化をはかっています。
フィルム
圧縮袋は1か所でも穴があれば圧縮が維持できなくなるため、微細な穴が空きにくい耐ピンホール性の高いナイロンフィルムを最外層に使用することが効果的です。石崎資材では圧縮袋に使用するフィルムは最低でも2層以上の構成にし、耐久性アップのためにさらに多層化したり、メッシュ層を追加したりするなど目的に応じて最適なフィルム設計を行います。
バルブ
圧縮袋の性能を左右する脱気の機能。その主役となるバルブを石崎資材では用途に応じていくつかの種類をご用意しております。例えば大容量の脱気が必要な圧縮袋の場合は外部から掃除機等の吸引機器を用いるタイプの「掃除機吸引式」バルブを使用します。逆流防止弁付きのオリジナル開発した超薄型バルブで逆止弁と長期密封用のキャップが薄さ11mmのバルブユニットに格納されており、圧縮後にかさばらないのが特徴です。逆止弁に異物が挟まると通気の原因となり、圧縮が維持できなくなる可能性があるため、キャップを併用して長期的な密封を確実なものにしています。
また、旅行用衣類圧縮袋等のポータブル用途の圧縮袋については、吸引機器を必要とせず内圧を利用して空気を排出するタイプのバルブ「コーナー排気式」を使用いたします。圧縮袋のコーナー部分にコンパクトな逆止構造を配置しており、内容量が大きくできる設計になっています。
チャック
圧縮された状態を維持するためには、チャック部分の気密性は非常に重要です。石崎資材では空気の流入を長期間防ぐために極めて密封度の高い高密封ジッパーを使用しています。また、ジッパーの気密性を最大限に発揮するためにはジッパー両端を正確に溶着することが求められ、高い精度の溶着加工が確かな性能を支えています。
スライダー
スライダーは密封チャックを確実に閉止するための重要なパーツです。 密封チャックはたとえ数ミリでも閉じられていない箇所があると、そこから空気が流入して密封を維持できなくなります。しかも密封チャックは一般のチャックと比較して、構造が重厚であるため市販のジッパー付き袋のように指だけで軽く閉じられるわけではありません。したがって、閉止スライダーは密封チャックとは切り離せない非常に重要なパーツなのです。 当社はチャックの形状ごとに専用のスライダーを自社開発しており、圧縮袋の気密性を支えています。
製品ができるまで
お問い合わせをいただいてから、オーダーメイド製品が完成するまでの工程です。お問い合わせから完成まで、
お客様に安心していただけるよう、各工程を丁寧に確認をとりながら進めていきます。
お打ち合わせ
お客様がどのような製品を求めているのかを具体的にお聞きします。製品の用途や使用環境、必要数量、コストなどを考慮して、最適な素材、加工方法をご提案いたします。
用途、使用環境について
用途(防湿、防水、防臭、遮光、圧縮など)や製品が使用される環境(寒冷地で使用するか?何度も繰り返し利用するか?など)はフィルムの材質や加工方法の選定に大きく関係します。「ウレタン材を圧縮して効率的に輸送したい」「臭気のあるものを繰り返し輸送・保管したい」「リモコンを収納したまま操作できる防水ケース作ってほしい」といったような情報をお聞かせください。
サイズ、形状について
サイズと形状によって生産の可否及び加工方法、製袋機のタイプが決まります。小さなものは目薬用ボトルの収納ケースから、大きなものは大型機器を丸ごと密封保護する袋まで、様々なサイズに対応可能です。
必要数量、コストについて
どのくらいの数量が必要なのか?どの程度のコストで生産したいのか?ということは、どのレベルまでカスタマイズできるかという判断材料になる非常に重要な要素です。必要とされる数量がオーダーメイド可能な水準に満たない場合でも、既製品で最もニーズに近いものをご提案できる場合がございますので、小ロットでもお気軽にご相談ください。
納期
ご希望の納期に対応できるよう、製品化までの最適なスケジュールをご提案いたします。新規用途のオーダーメイド製品については、製品化までにテスト品によるトライアルを行なうことが好ましい場合や原材料の段階から別注で手配する場合等がございますので、製品化に費やせる時間を予め把握しておくことは製品の完成度を高める上で非常に重要です。
見積・試作
お聞きした内容に基づいて仕様を設定し、お見積をご提示いたします。ご検討にあたってサンプルが必要な場合は、ご注文にならなくても可能な限り対応させていただきますのでお気軽にご相談ください。
ご発注
ご注文時には、包装形態や納品方法などの詳細についても詳しくお取り決めさせていただきます。当社は包装資材メーカーでもありますので、製品の最終包装まで一貫してリーズナブルに承ります。OEM生産や指定先への分割配送など客様のニーズに合わせてフレキシブルに対応させていただきます。
仕上げ加工・納品
ご注文時にお約束した納期に製品を仕上げます。国内生産ならではの機動力を活用し、短納期のニーズにもお応えいたします。
オーダーメイド製品における、お問い合わせから完成まで、以上のような対応で進めてまいります。初めての方もそうでない方も、「オリジナル製品を作りたい!」「販促品を作りたい!」そういったご要望の方は、一度石崎資材にご相談ください。一緒に作りあげていきましょう。
OEM・オーダーメイド製品の
対応事例
これまでに1,000件以上のOEM・オーダーメイド製品のご依頼に対応してきました。
豊富な実績からお客様の課題を解決に導きます。
これまでにご依頼いただいたOEM・オーダーメイド製品の事例の一部をご紹介します。
よくある質問
法人以外でも対応していますか?
はい、対応しております。ただし既製品の個別販売をご希望の個人様は楽天市場の当社直販店をご利用ください。
会社が地方なのですが、対応して頂けますか?
はい、対応しております。当社は全国のお客様とお取引させていただいております。お気軽にお問い合わせください。
製品によって担当部署が異なりますか?
製品の種類や販売ルートによって専門の営業・開発担当がございます。お電話かメールでご要望をお聞かせいただきましたら、当社で最適な担当者を判断して責任を持って対応させていただきます。